4月のお手入れ

気温が高いとバラも本来の花の色が出にくくなります。赤の花が濃いピンク色に出てしまったりと花色があせてしまうものです。8月は秋バラの準備が始まります。


水やり 土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。水遣りの際、土が葉にはねてつくと、バラの病気を引き起こすもととなります。
株元にやさしく水をあげましょう。
 ※基本的には午前中に行ってください。特に夏の水遣りでは日中日差しが強いときに与えると、土の中でお湯になってしまいます。根に良くないのでなるべく涼しいときに水遣りしましょう。
消毒 バラが元気なうちにしかっりと消毒します。3〜11月の間は7〜10日に1回の間隔で消毒しましょう。バラには虫と病気がつきものです。必ず殺虫剤、殺菌剤で散布します。葉の表と裏、枝、土の表面まで消毒しましょう。散布するタイミングは曇りの日や、朝方、夕方が望ましいでしょう。消毒は予防で行うものです。なってからではなくなる前に行いましょう。

殺虫剤(アブラムシ、チュウレンジバチ幼虫に):スミチオン
                        スミナイス
殺菌剤(黒点病、うどんこ病に):サプロール
                    エムダイファー
殺虫剤殺菌剤混合タイプ : ベニカXスプレー
                   トップジンMスプレー

これからの季節はネキリムシ・コガネムシの幼虫に要注意。バラの根を食い荒らす敵!!昨年ネキリムシに悩まされた方は早めの対策を!!自宅の周囲に樹木がある方なども早めに手をうちましょう。オススメ→ダイアジノン粒剤3
肥料 3〜11月の間、肥料をあげる目安は1ヶ月に1回になります。
7、8月(暑い時期)の肥料は通常あげる量より少なめにしてよいでしょう。

肥料をあげようとしたときに花が咲いていたり、蕾に色が付いていたら花が終わって咲きがら処理をしたあとに肥料を与えましょう。
咲きがら処理 バラが咲き終わった後、そのままにしておくと、実をつけてしまい、次の花付きが悪くなってしまします。必ず花を切る「咲きがら処理」をしましょう。咲きがらを切るときは5枚葉を探します。5枚葉の少し上が咲きがらを切る位置になります。
秋の剪定 秋バラをきれいに咲かせるための大切なお手入れです。10月中旬ごろに咲くように四季咲きのバラを剪定します。

※元気のない株の場合、浅くハサミを入れる程度で十分です。